みなさんこんにちは、武田塾の高田です。
今回も武田塾で合格を掴み取った生徒さんの合格者カレンダーをお届けします。
今回紹介する生徒さんは武田塾 伊勢校に通いながら大阪府吹田市に本部を置く国立大学で、57.5~70.0もの高い偏差値を誇っている大阪大学に合格を掴み取った生徒さん、橋本さんです。
大阪大学は57.5~70.0という高い偏差値を誇っており、特に数学の入試問題ではハイレベルな計算力・論理的思考力・推論力が必要とされる難しい問題が出題されていることでも知られています。基礎学力が必要不可欠なのはもちろんのこと、その基礎学力をどのように使いこなすかという点が重視されます。
THE世界大学ランキング日本版2022では東京工業大学と並んで3位にランクインしているうえ、関西エリアでは高い認知度を誇っている日本の難関国国立大学の1つです。
もともと大阪大学は独立した国立大学だったのですが、大阪外国語大学と統合をしたことでも有名であると言えます。
今回は、そんな大阪大学に合格を掴み取った橋本さんの合格までの道のりを見ていきましょう!
10年に1度のレベルの伝説を残した橋本さん
橋本さんは三重県の南部「漁師町」の出身で、進学した高等学校は偏差値55ほどと自称進学校の少し下に位置しているため、偏差値57.5~70.0という難関国立大学の大阪大学に進学する生徒さんは10年に1人いるかどうかという状況。
橋本さんは10年ぶりに大阪大学に合格を果たしたのです。
高校2年生の時は大阪大学の国際系の学部と偏差値55.0~67.5を誇り、兵庫県神戸市灘区に校舎を構え、神戸市に7つのキャンパス・10学部15研究科を持つ総合大学「神戸大学」の2つを視野に入れていました。
当時の偏差値は9教科で50ないレベル。
共通テスト模試では40台という状況で、苦手な数学に関しては47。
好きな英語でさえ55ないレベルです。
大阪大学の国際系の学部を目指しているのであれば英語の得点はしっかりと確保したいですし、国際系の学部だけあって外国語の入試問題ではリスニングや英作文も出題され、そのどれものレベルは非常に高いことで知られています。
橋本さんは高校2年生から高校3年生の1年間で、英語の偏差値55から急成長をとげ、難関国立大学である大阪大学の外国語学部の入試を突破することになります。
高校2年生の夏から受験勉強を独学で開始
少しずつ周りの友達も受験勉強を始めだした高校2年生の夏ころ、橋本さんも受験勉強を独学で開始しました。
まずは書店に行き、良いのか良くないのかわからないもののとりあえず前に並んでいる参考書を購入して1冊解き、あとは学校で配られているワークなどを解いていれば大丈夫なのではないかと受験や受験勉強に対してゆるく考えている「よくある受験生の状況」から始まります。
高校2年生の時、学校で「スクランブル英文法・語法 4th Edition」が全域配布されたため橋本さんは夏休みに死ぬ気で3周解き、できた気持ちになりかなり自信のあったため9月頃に受験をした模試ではその成果が出ているであろうと思いきや100問ほどあった文法問題のうち10文も解くことができないという状況に…..
独学で参考書を使って勉強し、できたつもりになっていましたが実際は全く身についていない状況でした。
自己流の勉強で失敗をした後も自己流の勉強法を続けており、高校2年生の秋にはついに勉強から逃げ出すようになってしまいました。暗記はできている物の応用問題で苦戦をしており、悩みながらYouTubeを見ていたところ武田塾が運営しているYouTubeチャンネル「武田塾チャンネル」を見つけます。
勉強のやり方に行き詰まっていた橋本さんは武田塾チャンネルで紹介している勉強法に出会い、その勉強法を参考にしたのが武田塾との出会いです。
入塾のきっかけは?
橋本さんの通っていた高等学校はそもそも受験に前向きではない傾向・雰囲気があり、生徒さんは「勉強をやらされている」という感じでした。その中でも大手の予備校に通っている受験生が多かったので、橋本さんも高校3年生になったら大手予備校に通えばいいやと言う思いを持ちながら独学をしていました。
しかし、武田塾に関してはYouTubeチャンネルがあるから武田塾チャンネルを観ているだけでいいやという軽い気持ちです。
三重県の受験生は東進予備校に通いながら映像授業で受験勉強をしている受験生が多く、月額十何万円も払って非常に多くの科目数を受講しているため「やばい!間に合わない!」と言いながら学校でひたすら課題を解いているものの、模試の成績があまり良くないという状況をそばで見ていたので自分には大手予備校の勉強方法は合わないと感じたそうです。
自分が持っている参考書を活用した参考書学習の効果が徐々に出てきており、特に英語に関しては身についてきたという感覚も感じるようになり、みんなに英文法を教えることのできるレベルまでマスターしました。
毎晩20時になるとホワイトボードを活用してZOOM上で「橋本塾」を開き、英語が苦手な受験生3〜4人を呼び、橋本さん自身が他の受験生に勉強を教えることでより自分の実力アップにもなりました。
そこで呼んでいた受験生の1人が「武田塾の無料受験相談に行ってくる!」ということで橋本さんも武田塾の無料受験相談に行くことになったのですが、実際に無料受験相談に言ってみたところ塾長の近藤先生が明るくて話しやすく、凄く良い人で「こんな人いるの!?」となったそうです。
これをきっかけに武田塾生活を始めることにしました。
武田塾に入塾をして武田塾の勉強法でさらに実力を上げていく
独学の時は自分で勉強する量やスケジュールを決めていくものの守らない時もあった橋本さん。独学で受験をする時にありがちな「スケジュール管理が甘くなってしまう」という状況が起こってしまったため、計画通りに進まず、中途半端になってしまっている所もありました。
勉強してます感はあるものの中身が伴っているかと言われたら伴っていないという経験も多々ありましたが、武田塾ではスケジュール管理を徹底しており、365日1日単位で学習計画を作成するのはもちろんのこと、復習日の設定まで行っています。
さらに、1週間おきに武田塾で行う特訓では1週間のスケジュール通りに勉強することができているか、ただやっただけでなくしっかりと内容まで理解することができているのかについてまで確認するという効率の良いサイクルを確立し、このサイクルを繰り返し行います。
また、武田塾で実際にルート通りに勉強してみて、「過不足がない」と感じたそうです。
実際に武田塾のルートは全体で過不足なく設計されており、全部解くことで意味をなすため、武田塾の過不足なく作られているルートに乗っ取り、しっかりと進めることで十分な実力を身につけることができるのですが、学生は楽がしたいためルートの中から参考書を1部抜して取り組むため、結局は何かが抜けたままになる状況に。
実際、武田塾のルート通りに完璧にこなすことができればしっかりとした実力をつけることができるのですが、これが結構難しい。独学で参考書を計画的にかつ完璧に進めることは至難の業です。
本当に自力で独学で勉強ができる人は入塾せずに、武田塾チャンネルを活用して勉強すればいいのですが、1人で独学を進めることが難しい人は武田塾がおすすめとのことでした。
半年間で偏差値20もUPさせた秘訣
橋本さんは半年で偏差値50から20もアップさせて大阪大学へ合格しているのですが、たった半年間でどうやって間に合わせたのでしょうか?
橋本さんは部活が終わった高校3年生の夏から武田塾に通い始めました。
普通に考えたら間に合わないペースです。
入塾後、橋本さんは平日は通学時間も利用して最低6~7時間、休日は10時間を目標とするものの、最初のころ離れずに10時間も勉強できない日々が続きますが秋頃からは休日は1日12時間勉強をするなど、徹底的に勉強モードにシフトチェンジします。
勉強時間をいかに多く確保しても質や内容が伴っていないとあまり意味がないので、橋本さんは武田塾のルートで管理してもらいながら勉強をすることはもちろんのこと、橋本さんが開いていた「橋本塾」で他人に教える勉強法を活用して参考書で勉強をしてインプットした内容を橋本塾を活用して他人に説明するという作業が効果的でした。
一方的に質問をするだけでなく、質問をもらい、その質問に対しても解答をするという作業もありました。
「その解き方を別の参考書で活用するにはそうしたらいい?」など応用に関して質問されたときに一晩考えただけで説明できるようになるとどの問題でも解き方が通用するようになりました。
英語の勉強法と使った参考書・戦略
大阪大学の英語の偏差値は70~75ほどあるので、英語の勉強で活用した参考書を教えてもらいました。
単語は「システム英単語」、文法は、「大学入試問題集 関正生の英文法ポラリス」「スクランブル英文法・語法」を活用し、読解に関しては武田塾ルート外から「大学入試 世界一わかりやすい 英文読解の特別講座」から取り掛かり始めました。
「大学入試 肘井学の 読解のための英文法が面白いほどわかる本 難関大編」も活用し、英語長文は「関正生のThe Rules 英語長文問題集 シリーズ」を1入試基礎から4入試最難関まですべて使い「大学入試問題集 関正生の英語長文ポラリス(3 発展レベル)」にも挑戦し、「大学入試 レベル別英語長文問題ソリューション」はレベル3・4を活用。
英作文に関しては共通テストが終わってから英作文の対策を始めたので「大学入試英作文ハイパートレーニング和文英訳編」と「大学入試英作文ハイパートレーニング 自由英作文編」、和文英訳は「ドラゴン・イングリッシュ基本英文100」を使用しましたが、和文英訳に関しては時間がなかったため、基礎だけ固めるという最低限のことを完璧にする戦略をとりました。
時間がない中自分なりに工夫しながら勉強したものの、本番ではしっかり書くことができたそうです。
リスニングに関しては、共通テスト対策で学校からもらった教材と「大学入試 関正生の英語リスニング プラチナルール」を使いながら半年間、共通テストまでしっかり勉強をしたらある程度リスニングも解けるようになりましたが大阪大学のリスニングは難易度が高く、「CNN」や「TED」「武田塾English」を活用して実力を付けます。
このように、英語の対策に必要な参考書を半年で凝縮して偏差値アップに繋げました。
大阪大学合格
大阪大学の受験当日はとても緊張した橋本さん。
試験会場には英単語ターゲット1900を持参したところ周りの受験生はレベルの高い「鉄緑会東大英単語熟語 鉄壁」等を持ってきていたため、英語のプロが集まっているという焦りから一気に緊張度が上がったそうです。
難関大学の入試会場は雰囲気からして違うのですが、そんな雰囲気の中でも橋本さんはちゃんと力を発揮することができたものの、答案に空欄があったのでほぼ落ちた気分でいたとのこと。
入試当日は緊張していたもののちゃんと力を出し切り、半年の積み重ねの成果を発揮し大阪大学に合格を掴み取りました。
みなさんも今回の橋本さんのように人に伝えることができる、説明することができるようになるまで解き方の理解を深め、難関大学突破を目指してください!